エンタメ

入力レベルから導いた|ストラトのピックアップ高を6mmに調整した話

ストラトタイプのエレキギターには
シングルコイルのピックアップが
3つ搭載されています。

フロント・ミドル・リアともに
『シングルコイル』という構成がオーソドックスでもあるわけで。

エレキギターのストラトタイプでピックアップ高を上下させるときは
ピックガード上のネジで調整できるわけですが。

今回はピックアップ高の調整に関するお話です。

実はポップスの
コピーバンドを組み始めてから
以下のような違和感を感じてきました。

どこか音がシックリこなくなった。
てかギター音がぼやけてるな・・・

ネット等を参考にしてピックアップ高を調整したけど
さらにシックリこなくなった・・・

そもそも参考にしていたピックアップ高の通りに調整したら
満足できるとは限らないよね。。

というかギターの爆音でボーカルの声を
つぶしてないだろうか・・・

このように
いわゆるドツボにハマってしまいました。

そこで、
納得できるピックアップ高を
探すことになりました。

悩み始めてから
3年は経過してしまいましたが、
自分が納得できる音を
探し続けていくうちに
しっくりきたセッティングがあったので
紹介します。

ストラトピックアップの一般的な高さで調整するのをやめようと決意した

ピックアップ高が高すぎるのでは?
と疑いました。

当時のピックアップ高

6弦側1弦側
フロント3.0㎜2.5㎜
センター2.7㎜2.3㎜
リア2.5㎜2.0㎜
元々のピックアップ高

設定値で見ると
ごく一般的な高さです。

ですが私の納得できる音を
出すことができませんでした。

一般的なセッティングってあくまで参考レベル

悩みに悩んで
思ったことがありました。

そもそも
一般的なセッティングと言われても

  • 使用ピックのぶ厚さ
  • 使用している弦のゲージの違い
  • ピッキングの強さ

以上にあげたような条件が、

  • すくなからず自分に合っているの?
  • 人それぞれなんじゃないの?

そのような疑問でした。

神経質になりすぎてドツボにハマってしまった

そして何よりも、
耳で音を判断できなくなるくらいに
ドツボにハマってしまっていました。

神経質になりすぎて、
耳で音の良し悪しが
判断できない状況でした。

補足:
ピックアップと弦の距離が近い場合・・・音量が上がる、近すぎるとマグネットの磁力により弦振動に異常が出てしまう(音が太すぎてつまりやすく空間を埋めてしまう)、バズやビリつきが出る、音程やオクターブチューニングが合わない

ピックアップと弦の距離が遠い場合・・・音量が下がる、アタック感が弱くなる、音量が下がるためノイズが大きく聞こえる、弦がナチュラル振動する

一般的なセッティングでは、
いつまでたっても
シックリこなかったので

  • 自分自身のピッキングがヘンテコなんだな
  • 所有しているギターもいじり過ぎておかしなことになっちゃったんだな

と割り切りました。

ワクワクできるセッティングをする方が良い

結果的にピックアップ高を6mmに調整

とにかく
『自分自身が気分よく』演奏できるセッティングに
しようと考えました。

これを理解した上で
私が試行錯誤した結果

6弦側1弦側
フロント6.0㎜3.5㎜
センター5.8㎜3.2㎜
リア6.0㎜3.1㎜
ピックアップ高の調整後

上記におちつきました。

正直にいうと
6弦側と1弦側で
こんなにピックアップ高の
差がひらくとは
思ってもいませんでした。

ピックアップ高の測り方:
最終フレットで弦をおさえた状態でのピックアップのポールピースとの距離を測定

BIAS FXを利用してギターのInputレベルを優先的に見た

手順1.フロント6弦を6.0mmに固定し通常ピッキングでのinputレベルを測定
手順2.その他(フロント1弦/センターとリア6弦 1弦)の通常ピッキングでのinputレベルをフロント6弦と同じになるまで高さ調整
※inputレベル測定はbias fxで測定

biasfxで入力レベルを測定

フロントピックアップの6弦側(6.0mm)のinputレベルを基準にしました。

フロント6弦側を基準にした理由は

・フロントP.U.が一番低いポジションになるであろう

・ピックアップの高さが低くなりすぎて
ピックガードの下への落下をさせたくなかった

・リアP.U.はフロントP.U.より高出力だと推測し、
ピックガードの下への落下を心配していなかったため

ピックアップの高さ調整において
低く低くしていくと
ネジ長の限界を超えて
ピックガードの下に落ちてしまいます。

そうなると
ピックアップを取り付けし直す手間が
増えてしまいます。

要は、
「面倒くさい!」ことに
なってしまいます。

フロントピックアップの6弦側を6mmにした理由は

・音が綺麗だと感じたから

・耳につくような痛さもなく

・音の強さだけで勝負しようとしないナチュラルさが良い

こんなところでした。

全てのギターで同じセッティングにはならないと思う

手持ちのストラトでは
こうなりましたが、
別のギターでは
『フロント6mmでOK』とはならないと思います。

それぞれのギターで
シックリくるピックアップの高さを
探すのも楽しみの一つではないかと思います。

ギターのInputレベルを起点にピックアップの高さ調整したメリットとデメリット

ほぼメリットだと感じています。

メリット:

  • 音の線は細いが確実に聴きとれる(音がつぶれる事がない)為、
    アンプ音量を上げなくてもよくなった
  • カッティングやピッキングのコントロールがしやすい
  • アンプのイコライザーの反応が聴きとりやすくなった
  • エフェクターのノリが良くなった

主観的な見解ではありますが、
ギターの出音にたいして
かなり自分自身の意図で
制御できるような感覚を
得ることができたと思います。

一言でいうと、
『弾いてて気分が良い』です。

デメリット:

大迫力な音ではなくなる
・・・outputレベルを限界まであげても小奇麗な輪郭を保っている感じ

以前のピックアップ高が
高いセッティングと比べて
音の強さで勝負する感じでは
なくなったと感じました。

エフェクターである程度は音色の補正が可能だと思う

とはいえ、
input出力が欲しい場合は
クリーンブースターやバッファを
はさんだら特に不都合は
ない気がします。

現代の機材環境では
出力不足という問題も
解決しやすいと考えています。

あとがき

結果的に、
6.0mmの設定でLIVEを行ったところ
ボーカルの息遣いまで
聴こえるステージができました。

オーディエンスも
盛り上がっていただけたこともあり
ひとまずLIVEは成功したと思います。

ピックアップの
高さ調整のひとつの方法として
ご参考いただけたらと思います。

-エンタメ
-

© 2021 従業員の隠れ家 sogoblog