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ギターアンプをフルテンで壊れる恐れあり

真空菅ギターアンプをフルテンにしたら壊れますか?
アンプはボリュームあげてなんぼってよく聞くので。。。

よくスピーカーとんだ!
ってきくけどどういうことですか?

今回は、
こんな疑問をお持ちの方にむけて
解説します。

この記事を読むと

  • ギターアンプをフルテン使用しつづけたら
    どうなるかがわかる
  • アンプとスピーカーの関係性がすこしわかる
  • アンプに対してちょっと優しくなれる

では、みていきましょう!

スピーカーが壊れやすくなる

スピーカー

ギターアンプをフルテンで使用すると
高確率でスピーカーが壊れるでしょう。

アンプフルテンについて
ざっくりいうと。

アンプでコントロールできるつまみ
『ボリューム、ゲイン、イコライザー』を
全て10まで上げる行為

よく人が「スピーカーとんだわ!」という風に
言っているやつです。

ソウゴ
最悪の場合は
スピーカーから音が
でなくなることもあります。。

アンプ部で増幅されすぎた信号がスピーカー部へわるさする

理由はシンプルです。

フルテンにすると
それだけアンプ部で
信号がおおきく増幅されます。

そして増幅された信号を、
スピーカー部で音へ変換するさいに
耐圧不足となってしまう。

結果的に
スピーカー破損の
原因にいたります。

パワーアンプは
最大出力を超える場合、
出力信号はクリップします。

クリップにより
矩形波のように
波形が変化した信号は、
ドライバーを大きく振幅させます。

その結果、
焼けたりする原因となる
高調波を発生させるなど
スピーカー破損の要因になります。

アンプ出力にたいして3倍くらいの
耐性があるスピーカーを使う

よって
アンプの出力に対して
3倍ぐらいの耐圧がある
スピーカーを使うことで
フルテンでも
スピーカー破損の
可能性は低くなるといえます。

では
どのような確認観点で
みたらよいのかを説明します。

許容入力について

許容入力

インピーダンス:8Ω、許容入力:500W(PGM)

スピーカーには
許容入力というものがあります。

許容入力とは、
『○○以上入力するとスピーカーが壊れますよ』
という目安のこと
です。

W(ワット)で表します。

例えば、
定格100Wの真空管アンプに、
許容入力100Wのスピーカーは
繋げるのでしょうか??

答えは、
繋ぐことは可能ですが、
出力を上げると
壊れる可能性があります。

定格100Wということは、
フルチューブアンプの
最大出力は倍の200W近くになります。

出力問題を回避する方法

その為
スピーカーの許容入力は

200W程度のものを使用する方法や

ソウゴ
マーシャルの
定番キャビネット1960には
許容入力300W、100W
色々あります

ユニットを複数使用し、
出力を分散させる必要があります。

ソウゴ
100Wの1960を2台、
2段→3段積みへ
出力分散!

出力の小さな
ヴィンテージ・スピーカーを
使用したアンプは
特に注意が必要です。

ソウゴ
許容ギリギリのサウンドが
好きという方も多いですが。。

突発的な信号にも注意が必要

シールドの抜き差しなどによる
不用意なノイズにも
注意が必要です。

突発的に大きい信号が
入力されることになるため
スピーカーへ大きな負荷がかかります。

結果的に
スピーカーがトンでしまう
リスクがあります。

インピーダンス(Ω)

インピーダンス(Ω)

8Ω時 340W+340W(RMS)

スピーカーには
インピーダンス(抵抗)というものがあります。

Ω(オーム)という記号で表記されますが、
アンプとスピーカーのインピーダンスは
規定値に合わせる必要があります。

アンプとスピーカーでインピーダンスを
規定値に合わせる

インピーダンスを合わせないと
正常に再生されないばかりか
故障の原因にもなりますので注意して下さい。

ヘッドタイプのアンプの場合、
『切り替えスイッチ』『複数の出力端子』
用意されているので確認しましょう。

スピーカーキャビネット を2台使用する場合はどうすれば良い?

  • カッコいい見た目
  • 音質
  • 許容入力

上記の問題で
スピーカーキャビネットを2台使用する場合は、
「キャビネットの入力インピーダンスを、
使用するキャビネットの数で割った値で出力する」という公式があります。

16Ωキャビネットを2台使用する場合、
16÷2で8Ωになりますので、
8Ωで双方のキャビネットに
パラレル(並列)で接続します。

8Ωのキャビネットが2台なら4Ωです。

コンボアンプの場合も同様で、
搭載スピーカーはそのままで、
EXTスピーカー端子に
別のキャビネット接続する場合も
上記公式が当てはまります。

搭載スピーカーの
インピーダンスなど
マニュアルを良く読み接続して下さい。

スタジオにあるマーシャル製キャビネット(16Ω)に
繋ぎたいが大丈夫?

手持ちのアンプ(8Ω)を
練習スタジオへ持って行って、
マーシャルの12x4(16Ω)キャビネットに
繋ぎたいが壊れない??

アンプ側のインピーダンスよりも
大きな数値(8⇒16Ω)であれば
問題ありません。

しかし
適正値での使用に比べると、
音量が下がります。

逆に(8⇒4Ω)と小さな数値の場合、
アンプ側に負荷がかかり
故障の原因にもなります。

接続の際には注意が必要です。

真空管が消耗しやすい

真空管

真空管は
たとえ「正しく使っていても」
管が損耗するものです。

そこに輪をかけて
フルテンで入力信号を
増幅させようとすると、
真空管の仕事量もより大きくなります。

これは、
ヘッドが長時間高熱に
晒される可能性が高いです。

ようは、
「ダメージが蓄積されていく」
ということにつながるからです。

アッテネーター使用時も
真空管へおおきな負荷がかかる

仮に、
アッテネーターを使用した場合も、
最終的に聴こえるギター音は
キレイであったとしても
アンプに無理をさせ、
結果的に故障に繋がる事例は
かなり多いといえます。

真空管の劣化を把握するには

真空管は、
メーカーなどで定める
交換時期などの規定は
ほぼありません。

とはいえ、

  • 動作や音質に問題があるように感じられる場合や
  • やっかいなケースでは、劣化したものでも正常に動作する場合

上記のようなことがあるため、
すでに性能が落ちていることに
気づかず使用を続けてしまっていることもあるでしょう。

そこで、
音質などから
真空管の劣化を
ある程度把握する方法を紹介します。

音質から真空管の劣化を把握する方法

  • 音量が小さくなる
  • 音のひずみが気になる、音がクリーンに出ない
  • ガサガサ音などのノイズが気になるようになった
  • 「ピー」という音が聞こえたり、高周波数域の音が出たりする

これらの症状が出た場合は、
真空管の劣化・老化を疑ってください。

目視で真空管の劣化を把握する方法

真空管の劣化

  • ガラス管部分の裏側の一部に塗ってある
    「ゲッター(真空管内部の不純物などを吸着して真空度の悪化を防ぐ物質)」が
    剥がれてきて色が薄くなった
  • ガラス管の内側が経年によって黒ずんできた

これらの状態が
目視で確認できた場合も、
そろそろ真空管の寿命かなと
判断できる基準となります。

あとがき

このように
フルテンでギターアンプを鳴らすだけで
少なくとも

  • 「スピーカー破損」や
  • 「真空管の劣化が加速する」

等のリスクが
存在していることがわかります。

自前のギターアンプでなくても
無理な使用方法は
やめたほうが良いです。

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