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エレキギターのピッキングが弦に引っかかる時にチェックしたい事

なんかピッキングが上手くいかなくなってきた…

前までスムーズにできていたのに…

気合で続ければ続ける程なんかヤバくなってきた…

ドツボやわぁ…

上記みたいな状況で
私が個人的に気をつけている事を
紹介します。

こんな時にチェックしたい

  • 練習を続けていくうちにピッキングが弦に引っかかる感じがある
  • ピッキングするのが精神的にもきついと感じる時

結論を最初にいうと、

  • 身体のどこかに、
    ぎこちない力みが無いかチェック
  • ベストポジションは固定的では無い
  • その時々でベストポジションが
    当たり前の様に変化するという考えを持つ

です。

上記3点を踏まえた上で。

個人差はあるかもしれませんが、
何かの参考になればと思ってます。

この記事の流れ

  • このような状態になっていないかチェック
  • こんな状態に修正するように意識してる

上記2つの流れにそって紹介していきます。

では、いきましょう。

このような状態になっていないかチェック

私が、ギターを長時間のあいだ練習していて
「あぁ~なんかピッキングに違和感がでてきたなぁ」
と思った時には、以下4つを
真っ先にチェックしています。

・ピックを力一杯にぎりしめていないか

・ピック持っている腕と脇の間の開き具合

・ずっと猫背の体制で弾き続けてないか

・ギターネック角度は真横を向いていないか

上記は「座り・立ち」ポジションの
どちらだとしてもチェックしてます。

ピックを力一杯にぎりしめていないか

・もくもくと長時間の練習

・必死こいても中々弾けれる様にならん(汗)

そんな感じで
むしゃくしゃなっていると
無意識でピックを
力一杯にぎりしめていたパターンに
陥ってました。

ピックの握りが強くなりすぎる

⇒腕の振りもぎこちなくなってくる

⇒色々なところも、つられて力みだす

といった負のスパイラルが巻き起こります。

そして出音も
「無駄にアタック音がでかくなりがち」。

力んでるから
軽やかなリズム感をだせない。

みたいなスパイラルです。

ピック持っている腕と脇の間の開き具合

次にチェックするポイントは、
ピック持ってる腕が
無駄に力んで脇が空いている状態。

極端に言うと、
ピック持っている側の肘が
肩と同じ高さまで上がってる・・・
(極端過ぎますが)

この状態になってしまっているパターンも
よくありました。

ずっと猫背の体制で弾き続けてないか

長時間のギター練習であるあるですが、
疲れてくると
「猫背スタイル」で弾き続けているパターン
です。

この状態で
ピッキングコントロールを試みると
消耗感がはんぱなかった
です。

別の表現でいえば、
ピッキングポイントを
めっちゃ近くでガン見してしまってる状態。
(座りでよくある)

姿勢が崩れまくった状態で
練習になれてしまうと
変な癖がついてしまいます。

そして、立って弾いてみた時に、
当然ピッキングポイントが
遠く見えるので
違和感だらけになってしまうかもしれません。
(どこおさえてたっけ状態)

ギターネック角度は真横を向いていないか

ギターネックが真横に向いてないかも
かなり意識してチェックします。
(フレットが身体の真正面向いてたらOUT)

フレットが真正面を向いている状態では、
ピッキングする腕と脇の間も
結構開いてしまいます。

そうなると
『肩の力み』を巧みにコントロールできなければ
『ピックを握るりきみ』も発動してしまってました。

芋づる式に

  • 肩の力み
  • ピック握るりきみ

りきみオンパレードに
陥りがち
でした。

こんな状態に修正するように意識してる

私が実際に
ピッキング違和感問題を修正する時に
とっている解決手順を紹介します。

ちょっとした意識でできます。

  1. 手順1:まずギターを置く
  2. 手順2:リラックスした状態で肩を2~3回まわす
  3. 手順3:水を切るジェスチャーをする(力み無しで)
  4. 手順4:水切りジェスチャーの感覚を記憶する
  5. 手順5:ピック握って水切りジェスチャーする
  6. 手順6:ギター構えて水切りジェスチャーする
  7. 完成:無駄な力みのないピッキングできあがり

なにそれ?
って感じですけど。

結構この方法を私は行っています。

冒頭にもちょっと触れましたが、
ベストなピッキングポジションって、
その時その時で
若干違ってきてるんですよねぇ。

体調とか細かいコンディションなども関係して
『サイコー!!』とか思ってたポジションが、
『今回はしっくりこないわ・・・』とかザラなんです。

手順1:まずギターを置く

まずは、
煮詰まったメンタルもリフレッシュさせたい。

って意味合いで。

構えているギターを
ギタースタンドなりに置きましょう。

なんだかんだ言って
エレキギター重いでしょ。

手順2:リラックスした状態で肩を2~3回まわす

ギターの重さから解放されたら次は、
リラックスして
肩を2~3回まわします。

煮詰まったメンタルが
解放されるまで回し続ける
こともあります。
(周りからしたら変に見えますが)

座りであろうが
立った状態であろうが行います。

座りで練習してたなら、
座ったままで肩をまわしてOKです。

手順3:水を切るジェスチャーをする(力み無しで)

例えば
手を水で洗った後に
「パッパッパッ」と
水を切るような動作って
しますよね。

その『水切り』動作を
少し応用した感じのジェスチャーです。

注意点といえば:

・肩の力みを無くした状態で水切りジェスチャー

なんでこんな細かいこというの?
というとですね。

実際に手を洗った後の
水切り動作『パッパッパッ』は

・水が自分にかからない様に、
ちょっと手を前に出して『ぱっぱっ』するじゃないですか?

その動作だと

・肩に若干の力み

・首にもちょっと力み

そのような力みも排除したいためです。
(伝わるかな・・・)

ここで伝えたいのは
無理に力を入れないで
『ぱっぱっぱっ』です。(ゆる~く)

無理にゆる~くしすぎると
それはそれで肩が力むからNG。

水切りジェスチャーを高速でするのもNG。

ナチュラルにです。
(しつこくてすみません)

手順4:水切りジェスチャーの感覚を記憶する

力みのない水切りジェスチャーを繰り返して

  • ピッキング側の腕と脇の距離感
  • 手首のスナップ感

を感覚的に
身体に覚えさせます。

手順5:ピック握って水切りジェスチャーする

ナチュラルな水切りジェスチャーを
ピック握った状態で実施します。

チェックポイント:

  • ピックの握りしめすぎNG
  • 腕と脇の距離感も
    ジェスチャー時と同じ間隔で行う

手順6:ギター構えて水切りジェスチャーする

重みのあるギターを構えた後も、
水切りジェスチャーを実施します。

チェックポイント:

  • ピックの握りしめすぎNG
  • 腕と脇の距離感もジェスチャー時と
    同じ間隔で行う
  • 猫背になっていないかを確認
  • ギターネック角度も調整
    (ネックが前方向いてるはず)

猫背になっていないかチェックにつきましては、
日によって若干変わります。

逆にいえば、
無理に背筋が伸び切ったような
『背筋の力み』はNG
です。

完成:無駄な力みのないピッキングできあがり

以上の手順で私は整えています。

それらを踏まえた上で、
・日々(その時々)で若干のポジションは違うもの
ということを念頭にいれています。

大事な考え方だと思ったので、
繰り返しました。。

ギターの構える高さについても
その時々で変化してます。

ネクストラップの長さも
変動するのが当たり前だと思っています。

さいごに

今回は、
エレキギターのピッキングが
弦に引っかかる時にチェックしたい事について
個人的に実施していることを
紹介いたしました。

ピッキングが弦にひっかかる等の
違和感を感じた場合は
たいてい意地になって
りきんで弾いてしまっていると考えています。

もちろん個人個人で感覚が違うとは思います。

ですがもし、
どうにも煮詰まってしまった場合で
ご参考頂ける内容になれば
幸いであると思っています。

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