みなさんこんな『おもいで』ってあったりしますか?
小学校の下校時に『よりみち』して『空地の雑草』をひたすらに刈りまくる行為。
「なにそれ大丈夫?」
「もしかして無類の芝刈りマニアなのかな?」
そんな感じに思われるかもしれませんが、列記とした動機もあるかもしれません。
- 木の棒をブンブン振り回して剣豪のごとく雑草を倒したい衝動
- RPGゲームの勇者のごとく草を倒して道を開拓したい願望
- 上2つを無我夢中で取り組むことでイキイキなってくる
幼いながらにも冒険心に火がついているような状態。
それにくわえて、親などから「そんなことやめなさい!」と注意されたとしても、止まらない止められない状態だったりしませんか。
今回はこのエピソードをもとに気をつけておきたいポイントを紹介しようと思います。
この記事は、空地の雑草刈りに関して近隣トラブルだったりその他の危険回避についてを考えていく内容です。
ポイント
- 近隣トラブルに発展しないようにするには
- 怪我などの危険ポイントについて確認
空地の雑草問題で近隣トラブルを回避するアクション
知っておきたいこと
どこの誰かのものかわからない空地の雑草を刈りまくってもいいのか?
今一度おさえておきたい事として、空地には所有者がいるものです。
いくら幼ごころの冒険心に火がついた小学生であったとしても、空地に許可なく侵入すると
「なに勝手に私有地に侵入して何してくれてんねん!(怒)」って話になることもあるかもしれませんよね。(不法侵入になるパターン)
と思いきや、別パターンでは
「のびきったセイタカアワダチソウを刈りまくってくれてありがとう!」なんてことだってあるかもしれません。
要するに、空地の所有者の心持ちしだいだという事がわかります。
じゃあどうすればいいの?ってことですが。
無難なところ。
空地へ入らないようにする。
これだと思いますね。
とはいえ、普段からその空地の近隣が生活圏で、しかも下校中にその空地の横を通るときに「雑草が伸びすぎて邪魔なんですが?」とかいう話だってあるかもしれません。
- 空地の雑草のせいでへんな皮膚負けしたわ。。
- シンプルに雑草が生い茂って景観が悪い
- ヘビとか居そうでシンプルに怖い
- 異常にカメムシくさい
みたいな感じで。
なので、
もういっそのこと雑草を刈りまくってやったんだ!
みたいな気持ちになっちゃいそうですが要注意です。
結局のところ、所有者の判断だとはおもいますが『不法侵入された』と解釈されトラブルに発展することがあるかもしれないです。
じゃあ空地に雑草がわっさわっさ生い茂って迷惑してんだけど?ってときはどうすればいいのか。
そういう場合はもう『各市町村の自治会に相談する』のが無難ですね。
そこ経由で空地の所有者に対して雑草を刈りとってもらうようにお願いするなどのアクションです。
しかもこうすることで、空地の所有者と直接向き合うことなく対応するのでトラブルにも発展しにくいものです。
✅各市町村で若干異なる点はあるが、雑草処理に関する条例が制定されています。
空地の草刈りは『努力義務』として所有者が意識しておく必要がある。
この背景には各々理由がある感じで
- 近隣にとって雑草が迷惑
- 景観が悪い
- 生い茂った雑草が原因で大火災に発展の恐れ
- 害虫の繁殖を助長する恐れ
- ゴミの不法投棄の頻発に発展
福岡市の例では『枯草の燃焼』の観点で記載されているものがありました。
(空地及び空家の管理)
第25条 空地の所有者,管理者又は占有者は,当該空地の枯草等の燃焼のおそれがある物件の除去その他火災予防上必要な措置を講じなければならない。
引用元:『福岡市火災予防条例』から抜粋
このような条例が制定されています。
もしも雑草関係で困ったことになった場合は、直接トラブルを避けるためにも市町村や自治体へ相談するという選択肢がありますね。
そもそも空地の所有者ってわかんないことが多いですよね~
空地の雑草刈りで潜む危険について
ここでは「空地の雑草地帯」には色んな危険がありますよ。
なので空地の雑草刈りするのも考えものですよ。
というメッセージ性をこめています。
冒頭でお話した『雑草に立ち向かう小学生』の下りにちょっとだけ戻りますが
冒険心に火がついた状態で勇猛に雑草地帯へ挑んでいることだと思います。
※要は注意散漫な状態かもしれない
空地の雑草の中に潜んでいる危険について考えてみました。
- 害虫などによって変な病気になる可能性
- 視界が悪いので石につまずいて転倒(⇒怪我)
- 不法投棄されたものに触って変な『ばい菌』に接触
- 雑草アレルギー
自分は医者ではないので詳しいことは言えれませんが、良い事がひとつもなさそうじゃないですか。
じつをいうと、数十年前の自分が上記4つを経験しました。
腕に変な蕁麻疹がでてきたりしたのでかなり失敗した感覚です。
空地の雑草地帯に挑んだエピソード
数十年前の自分の経験談になります。
その時の雑草地帯に挑むに至ったモチベーションとかを紹介します。
小学生のお子さまをお持ちの親御様へ何かの参考になればと思います!
✅何歳ごろのお話?
・当時7~8歳ごろ。(小学校2年生)
※2か月間は雑草地帯に通いつめ。(1日2h未満)
※途中から友だち2名が加わったけど出席率はマチマチ
✅雑草地帯はどこにあった?
・小学校からの下校ルートの横にあった空地
✅刈るときは何つかってた?
・刈りとったセイタカアワダチソウ
※打ち続けると強度が弱くなるので複数持ち替え
・途中(刈り始めて数回目から)から軍手も装備
・野球帽を常時装備(帽子ないと痒くなる)
✅どんな雑草を刈っていた?
・自分の身長より高くまで成長していたセイタカアワダチソウをメインに刈っていた
※背の低い雑草は無視していた
※軍手投入後は根っこから引っこ抜くパターンもあり
✅刈るときの服装は?
・下校中なのでもちろん自然体の私服
※草刈り用の防具服などは特に無し
✅雑草地帯にはどんなゴミが落ちていた?
(数十年前の話です)
・新聞や雑誌(だいぶ汚れていた)
・空き缶
・タバコの吸い殻
・ビニール袋 など
✅雑草地帯に挑んでから何か身体に異変はあった?(怪我関係)
・腕に蕁麻疹ができた
・雑草だらけで視界が悪かったので石につまづいて転んだ
・たまに服にくっつく雑草の種(トゲトゲ)?みたいなもので指を損傷
・雑草の匂いがたまに鼻にキツイ
・たまに強度の強い枝で打ち負けして手が痛い
✅雑草の一番のラスボスとか居た?
・居た
※かなり茎が太くて強度が高い雑草には二日がかりで取り組んだ(二人がかりで)
✅何をモチベーションに刈っていた?
・ドラクエの勇者になったかのような感覚
・生い茂った雑草を刈っては道を開通させることへの達成感
✅最後、その雑草地帯はどんな感じになった?
・背の高い雑草が一掃され見通しが良くなっていた
✅近隣トラブルはあった?
・無かったけど恐らくたまたまなのかもしれない
※数十年前の話です
以上つらつらと書きましたが、怪我関係が怖いなという記憶がうっすら残ってたりします。
まとめ
生活圏によくある空地については、誰かしら所有者がいるのでうかつに入ってしまうと『不法侵入』などのトラブルに発展しかねないという事。
まして、他人の空地の雑草刈りなどはやるべきではなくて市町村や自治体へ相談することをおすすめします。
さらに雑草刈りをする上で、怪我などのリスクも潜んでいるのでそういった環境にあるお子さまがおられる場合はおすすめしない方が良い。
そのように思います。
なぜこの記事を書こうと思ったのかというと。
会社から帰宅中のバスから外を眺めていると空地(土地)の雑草に挑んでいたお子さまを見かけて過去の記憶がよみがえったのがキッカケでした。
ご参考になれば幸いです。